監督:曽利文彦
公開日:2007年8月18日
キャスト:ベクシル・セラ(黒木メイサ)
レオン・フェイデン(谷原章介)
マリア(松雪泰子)他
始めに言っておくとこの作品は現在の日本アニメの流れは殆ど汲んでいない作品である。前作「APPLESEED」を見たことのあるゴン太的には
その流れを汲んでいると思っていたので少々肩透かしをくった。
今よりロボット技術が発達した世界で、日本がその技術をたてに鎖国をした。その技術を調査するために黒木メイサ演じるベクシルが日本に潜入といったお話なのだ。
ここからは少々辛口なコメントになるがゴン太ぐらいの年代になると通じるが劇場版「ファイナルファンタジー」再びといった感じだ。
前作同様に映像自体は、殆ど粗が見つからない綺麗さだ。
ただ、今作で完全オリジナル初監督?となる曽利監督だがやはり技術本位な人なんだなと思う。ネタばれになるのでストーリーには触れないがでかい話なのにこじんまり収まってしまっている。
キャスト的にも主役は誰?状態。
ゴン太的には、前作の監督荒牧伸志を外すべきではなかったというのが正直なところだ。カメラワークや人間ドラマはアメリカ的でダイナミックな部分が多いだけに勿体無い。恐らく日本より海外うけするであろう映画。
ただ、幾つかの点に於いて可能性を提供してくれている。
1.少人数での制作体制。
(ほぼ日本人スタッフだけでCG制作40人ぐらい)
2.雑踏の制作と表情。
(雑踏=時間が掛かる)
(表情=不自然になりがち)
これはCGの弱点でもあるがこれをうまく今作ではやり遂げている。
3.トゥーンシェーダーの可能性の拡大
この技術では日本しかまともに取り組まれていないのでより技術拡大をした。
と言った3点。
ただ、確実にいえることだがこの作品の提供したこれらの手法は今後本流であるジャパニメーションの主流になる可能性が高いとゴン太は思う。そういうちょっと掘り下げて見れる映画好きにお勧めする映画です。
故に今作の評価は、(☆☆☆★★)
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